大台ケ原ハイキング

とある平日の午前4:00。弁当作ってお出かけです。今回はシエラを走らせて近畿の屋根「大台ヶ原」へスケッチ・ハイクに行ってきました。大台ヶ原へ来ればビジターセンターを覗いただけで引き返すのはもったいないです。山好きな方、ぜひハイキングにも挑戦してみてください。

大台ケ原は東地区と西地区に分けられています。今回入山するのは夜間の入山は奨励されないものの(熊との遭遇率が高まるからという理由もあるそうです)自由に入山できる東地区と、環境省により入山制限が設けられている西地区に分類されます。西地区はまた次回のブログで紹介します。

今回は800mの断崖から見下ろす東大台地区、絶景トレッキングです。すっかり陽も上がりました。男子たるもの絵ばっかり描いてません。外でも遊べるトコをお見せします。紀伊半島の中心部へ向けてシエラを走らせてきました。片道およそ110km走り慣れたルートでのんびりドライブです。R169は快走道路。速い車やバイクが迫ってくれば素直に譲ります。途中、大台ヶ原ドライブウェイを走ります。トンネルが1つ。そこまでは路面も荒くなかなかの急登です。安全運転よろしく。トンネルを抜けるとほぼ尾根の高さまで到達。道路のアップ・ダウンも緩やかになります。ここまで来ると間も無く到着。実際には112kmそして2.5時間ほどのドライブでした。

いつも通り大きな石の看板がお出迎え。6月の薄曇り空。気温もさほど高くなく快適。では、さっそく準備開始! 

シューズはドライビング・シューズのプーマ&スパルコのWネーム、スピード・キャットから、mont-bellアルパイン・クルーザー2000へチェンジ。ちなみに夏は2300を使ってます。2500や2800それに3000はボクには明らかにオーバースペック。オールシーズンでキャンプ場などのフィールドワークや10km程度のトレッキングがメインのボクにはこれらが必要にして十分です。それにカッコいいので大変気に入ってます。ライダーの皆さまは決してライディング・ブーツなどでは入山しないようにしましょう。無駄に足とブーツを痛める事になります。シフト・ペダルがロータリー式のクロスカブのライディングにも支障なし。リターン式ならシフトアップができないだろうと思います。

大台ヶ原でありがちな突然の天候の変化に備えてウェアは撥水性の高いものがおすすめ。この日はmont-bell製レイン・トレッカーを使いました。時計周りでの入山ですが、この場合は後半に若干の難所がある約9km4時間程度のトレッキングになります。

スタートから約2km。この間は笹の森を進みます。しばらくは平坦で足場も良好なので歩きやすいです。でも少しずつ登りが始まり、大台ケ原の屋根ともいえる最高峰1,695m「日出ヶ岳」が近づきます。

眺めがよくレフレッシュ。でもまだまだトレッキングはこれから。せっかく登ってきた道をスイッチ・バックして、さらに1km進めば「正木ヶ原」へ。しばらっく歩くとしっかりと踏み締められた歩きやすい登山道から、ウッドの階段が始まりシロヤシオのトンネルをくぐります。東大台地区で一番のお気に入りのスポットです。

シロヤシオのトンネルを過ぎれば「正木ヶ原」です。伊勢湾台風の猛威の影響で形成された荒涼としながらも幻想的な景色が広がります。

さらに先へ。尾鷲辻、それから牛石ヶ原を通過すれば、間もなく800m!の断崖に立つ事のできる「大蛇嵓」ダイジャグラです。ここはいつ来ても壮観で気持ちいい。「もののけ姫」サンの住処から眺めた景色もこんなんかなと思わせます。トンビがボクより下を飛んでる。少し水分補給して休憩を…。

残すところあと2.5km。実はココからが(時計回りの場合)最もハードなパートが始まります。川の流れる沢まで一気に下った後、そこからは一気にビジターセンターまで登ります。急登を前にして「シオカラ谷」へ下りて再度のリフレッシュ。

シオカラ谷のつり橋です。つくりはしっかりしていて、さほど高さもなく安心して渡れます。

そして最後の急登が始まります…。途中10分ぐらいのインターバル(平坦)がありますが、けっこうキツイです。

ちょっと休憩。体力の消耗している後半この登りは大変の一言です。今クマと遭遇すれば終わりです…。逃げる体力無し。笑。ボクの頼みのツナはかわいいモンベル・ベアの鈴のみ。

ゴーーール!さぁさぁ余韻にひたるコトもなくご飯ごはん。ココでは野営や火を起す行為は禁止されているのでキャンプ道具はなし。手弁当をいただきます。というかただの握り飯です。

今回は何度も大台ケ原へ足を運びながらも利用したことがなかった山小屋「心・湯治館」さんをスケッチしました。