経験とインスピレーション
かっこいいモノを描けば、必然的にかっこいい絵になる
ところが、どうやらそう簡単にはいかない。やっぱり漠然と描くだけでは納得のいく、かっこいい絵にはならない。何度も手に取って感じてみる。ひんやりとした手触り。ずっしりとした重み。
準備8割:作業2割
2割の部分はボクの場合、やっぱりキャンバスに向かっている時間。8割のなかみはと言うと、納得のいく道具の用意であったりモチーフの選定であったり。クライアント様がいる場合は、先方との打ち合わせの時間であったり。

- #W0 ~ #W5 Warm Gray
- #E13 Light Suntan
- #E41 Pearl White
- #E43 Dull Ivoy
- #E44 Clay
- #E57 Light Walnut
- #E99 Baked Clay
- #YR14 Caramel
- #V95 Light Grape
ワークブーツを描くについて思う事は、かっこ良く描こう。そして、描くなら使い古し。長く履かれて大切にされていることを描写してストーリーを添える。古いながらも現役であることを表現すれば、ワークブーツだって嬉しいはずだ。
構図にこだわる
ロー・アングルでトーが迫ってくる様に。話はズレれしまうが、靴を収納する際はつま先を外側へ向けるのが風水では正解らしい。進行方向を外へ外へとうながす事で、運気が上がるそう。風水については全く知らないし、あまり興味もないけど、この事については全く腑に落ちたのでなるほどと参考にしてみた。ボクは描きだせば一気に描き上げる。だから使う色は最初にほぼ決めてしまう。その都度その都度チョイスしていると、描き上げるスピードが落ちてイラストに一貫性がなくなる気がする。結果的に仕上がりに不満が残ってしまう。今回もコピックを使ったのだが、いつものように色を重ねて描きたいので透明感が高いものをチョイスした。
色は混ぜて作る
たとえば#YR14 Caramel と #W3 Warm Gray の混色はキレイだ。重ねた色は#44 Clay によく似ている。けど、そう単純では描いていて面白みがない。コピックには全てにオシャレな名前が付与されていて覚えやすい。でもボクの描いた絵を見ても、どの色を使って描いたのかはなかなか判別できないと思う。

たぶんボクの描く絵は暗いかもしれない。たくさんの色を混ぜるから。色は混色されると濁っていく性質がある。だけど、描く題材やモチーフ、構図などを工夫してそうは思わせない。絵を描くのは経験とインスピレーションの融合だ。
前半の8割だけでは完成しない。残り2割のクライマックスでストーリーは完成だ!